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イロハ娘の雑記

自称中道右派なイロハが思うことを書き散らしています。

この論理はおかしい!

 皆さんこんにちは。イロハです。

 

 今回はニコニコニュースで目を引くタイトルのものがあったのでそれを話題にしようと思います。

news.nicovideo.jp

 ほう、なるほど。「日本政府に見捨てられた」ですか。なかなかセンセーショナルなタイトルですね? では見てみましょう。

 

 これも現政権を叩くための結論ありきの記事なのか、結構突っ込みどころが多いです。

 

 日本政府は2013年1月のアルジェリア人質事件(邦人10人死亡)と昨年7月のダッカ・レストラン襲撃事件(邦人7人死亡)の際には、政府専用機を派遣して遺族を現地に送り、生存者と遺体を帰国させたが、その間に起きたチュニジア事件ではそうした対応もなかった。

  記事中盤の引用です。

 コメント欄でも指摘されていますが、ダッカのテロに巻き込まれたのは国際協力機構JICAの関係者。多少は自分の意志もあったとは思いますが、少なくとも成沢氏とは違い、自由意志で、海外旅行として向かったわけではありません。

 海外旅行者は言うなれば「一般人」なわけです。何人いるかもはっきりしない一般人相手にわざわざ政府専用機を出せ、というのは少々違うのではないかと。

 主観ではありますが、政府専用機というものはたとえばその当該地区で戦争が起こる事が確定した場合など緊急性の非常に高い状態に使われるものだと考えています。

 ですから、危険度レベル1の危険地帯に向かった海外旅行者の家族が政府専用機を使わせろ! というのは少し図々しいのではないかな、と。結局ツアーの保険で賄ったんじゃないですか! それじゃ不十分だと言いたいんですか!?

 

〈成田空港で中山泰秀・外務副大臣(当時)と面会し、補償の事やケアの事などを協議しました。その時、副大臣は「成沢さんのご意向には100%に近 い形で対応させて頂きます」とおっしゃって下さいました。そこで、「なんで渡航情報でチュニジアの危険度は大丈夫としていたのか」と尋ねると、副大臣は、 あそこは日本企業が何社もあって危険レベルを上げてしまうと駐在員等が帰らなくてはならなくなるので、とおっしゃっていました。

 そんな対応で国民の安全、国民をテロから守ると言い切れる安倍首相や政府の認識が私には理解出来ませんでした〉

 補償について「100%対応する」という言葉にも憤りを感じているという。

〈その後、外務省の担当者が二人で自宅に来て開口一番「補償の法律はありません」と言われました。あとは何を言ってもその繰り返しでした。中山副大臣の 「100%に近い形で対応します」という言葉に対して「それはないのだ」と訂正するために来たわけです。その後、外務大臣に会わせてほしいと文書を通じて 何度か申し込みましたが全て却下されました。総理官邸にも電話で面会を求めましたがやはり駄目でした〉

「100%に近い形で対応する」→「ごめん無理でしたわー」は確かに怒っても良いですし、渡航情報の危険レベル設定についてもおかしな点はあります。

 しかしながら、危険レベルについては「大丈夫」ではないのです。1でもあれば「危険」なのです。この事については外務省のホームページにも書かれています。

www.anzen.mofa.go.jp

 レベル1が「その国・地域への渡航,滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。」ってきちんと書いてあるのにな……。

 

 そもそも成沢氏は自己判断でチュニジアに向かった海外旅行者です。危険度レベル1を「安全」であると判断してしまった。旅行会社のツアーにも組み込まれているから平気だと思ってしまった。これこそ「見通しが甘い」、「自己責任」というわけです。

 日本が世界有数の安全な国である事は皆さん周知の事実だと思います。であるからこそ、我々日本国民が外国に行く際は尋常以上の注意を払う必要があります。

 皆さんも海外に向かう時には気をつけてくださいね。

 

 ……今回はここまで、と言いたいところですが最後にひとつだけ。

 政府は昨年11月から「国外犯罪被害弔慰金等支給制度」を新設し、国外でテロなど犯罪行為に巻き込まれて不慮の死を遂げた犠牲者の遺族に200万円の弔 慰金(障害は100万円の見舞金)が給付されることになった。昨年7月のダッカ・レストラン襲撃事件の犠牲者には、制度を“前倒し”する形で200万円の 政府弔慰金が支払われたが、チュニジア事件の被害者は対象外だった。

 いつからあなた方は国際協力機構の関係者ばりの価値を有する海外旅行者になったのですか。

 

 今回はここまでです。皆様ごきげんよう

 

 

イロハ